右近詩集No7

この人を見よ

神を愛して 喜びあふれ
高槻の地に つかわされ
世の光となって 輝いた
この人を見よ 右近を見よ
右近を愛した キリストを見よ

人を愛して 恵みにあふれ
金沢の地に つかわされ
地の塩となって あかしした
この人を見よ 右近を見よ
右近を愛した キリストを見よ

神を愛して 人を愛して
罪深き世に つかわされ
永遠の命を たまわった
この人を見よ 右近を見よ
右近を愛した キリストを見よ

 

四季の歌

梅、桃の花 山桜
菜の花、よもぎ つくしんぼ
右近の生まれた 高山の
高山の春は うつくしい

ぼたん、あじさい ばらの花
白百合、さつき かきつばた
右近の信じた 沢の
沢の夏は うつくしい

野菊、りんどう 菊の花
朝顔、むくげ 山紅葉
右近の祈った 高槻の
高槻の秋は うつくしい

さざんか、水仙 お茶の花
わびすけつばき 福寿草
右近の歩んだ 明石の
明石の冬は うつくしい

れんげ、たんぽぽ 花菖蒲
なでしこの花 寒椿
右近の愛した 金沢の
金沢の四季は うつくしい

 

さくら

     さくら さくら
          ゆるやかな時
     さえずる小鳥
          晴れわたる空
     天地(あめつち)うたう
          春の喜び
     今に伝える
          創造のわざ

     さくら さくら
          心の平和
     飛び交うちょうちょ
          芽ぶく青草
     天地の詩(うた)
          咲き匂う春
     今もはたらく
          創造の御手

第七の日
−天地創造 第七日−

天と地と海  万象を
六日のうちに 造られて
七日目 神は 完成を
告げて休まれ いこわれた

主は七日目を 祝福し
聖なるものと 宣べられた
喜びの日よ  栄(は)えある日
全き休みの  安息日(び)

永遠の神    創造主
地の果てまでも 造られた
測り知れない  その英知
この日を楽しみ 喜ぼう


 


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