前回はヤコブと12人の息子たち一族が、飢饉を逃れてエジプトに定住するまでを読みました。

出エジプト

ヤコブたちがエジプトに移り住んでからおよそ400年後、その子孫のイスラエル人(へブル人とも呼ばれていた)は、奴隷として過酷な労働に従事させられていた。(出エジプト記1章1-14節)
神様がその圧倒的な力によってイエスエルを救い出された
14章13-18節 「主が戦う。黙っていなさい。」

過ぎ越し

12章21-28節
羊の血をかもいと門柱に塗った家はわざわいを免れるという約束。
それを記念して今でも「過ぎ越しの祭り」が祝われている。
イエス様の十字架による救いを予表。イエス様は「過ぎ越しの祭り」のときに十字架にかけられた。

十戒

前文 2節 
神様はまずイスラエルをエジプトから救い出し、それから十戒に代表される律法を与えた。
神のあわれみによって救われた民が「神と共に歩む歩き方の教え」。
「私たちが神を愛したのではなく、まず神が私たちを愛してくださった」(1ヨハネ4:10)

十戒を守るとは、神の愛に人格的な愛を持って応答すること。(大嶋重徳・著「自由への指針」 P43)

神との関係(「心を尽くし、精神を尽くし、力を尽くして、あなたの神、主を愛しなさい」(申命6:5))
第1戒
3節
わたしのほかにあなたの神はいない
第2戒
2-6節
偶像を作るな、拝むな
第3戒
7節
主の御名をみだりに唱えるな
第4戒
8-11節
安息日を守れ(神を喜ぶ日、奴隷も休ませる)
           
人との関係(「あなたの隣人をあなた自身のように愛しなさい」(レビ19:18))
第5戒
12節
父と母を敬え
第6戒
13節
殺してはならない
第7戒
14節
姦淫してはならない
第8戒
15節
盗んではならない
第9戒
16節
偽証してはならない
第10戒
17節
隣人のものを欲しがるな
      

律法と律法主義

「律法を守ったら報いを与えられ、そうでなければ罰を受ける」と考える「律法主義」に、イエス様は厳しく対抗した。
一例として、22章25-27、23章5節を読んでみましょう。どんな風に感じますか。

次回は「王と神殿」です、第1サムエル記(サムエル記上)8章を読んでおいてください。